2014年8月16日土曜日

大阪・あべのハルカス・USJ その3 マリオット都ホテル

8月7日

 この旅行は,USJで「ハリー・ポッター」を見ることが目的だったので,宿泊するホテルにはまったく関心がありませんでした。

 ハルカスの展望台で遊ぶのに疲れて,
「そろそろホテルにチェックインしようか」
と案内を見て・・・




 そこで初めて,
「今夜泊まるのは マリオット という名前なのか」
と,知ったほど(^^)

 フロントは19階か。
 高い所にあるね。
 エレベーターが高速で,耳がツーンとなるよ(>_<)

 なんて話しているうちに,エレベーターの扉が開くと・・・

 ひろ!!!

 フロントは,
バー(とても広い)の向こうの

ラウンジ(ものすごく広い)の向こうにあるんだけど,

 遠くて見えません(T_T)

 フロントとバーとラウンジとレストランだけで,ビルの1フロアを使い切っているんだから,そりゃ広いよね。

 
「マリオット」をなめていた・・・


 すっかりビビってしまいました。



 ようやくたどり着いたフロントで,恐る恐る宿泊の手続き。

 フロントのお姉さん(美人)が

「お部屋に空きが出ましたので,上の階にアップグレードさせていただきました」

と,笑顔で言ってくれたのですが,
もともとどんな部屋なのかを確かめずに来てしまったので,
どれだけいい話なのか,
さっぱりわかりません(T_T)

 19階の豪華さに,すっかりアガってしまっていたので,

「あ〜,そうですか」

と,つまらない返事しかできませんでした。



 手続きが終わって,案内係のお姉さん(美人)に従って,エレベーターに乗りました。

「あの・・・上の部屋に変更になったと聞いたんですが,何階ですか?」

と,お姉さん美人に聞くと,

「50階です」

 50階!


 

 60階の展望台が300メートルだから,50階なら・・・

 250メートル!!


東京タワーの展望台よりも
高い所で
寝るってか?

 高速エレベーターで,また耳がツーんとなったので,鼻をつまんで「フン!」とやりました。

 部屋のドアを開けて中に入ると,


 おーーー!!!


(展望台に行かなくてもよかったのでは?)
(割増料金はとられないよね?)

 部屋のどこを見ても,

「おーーー!!!」

としか言えませんでした。


後で調べたら,これでも
「安い部屋の中でいちばんいい方」
だったらしい(^_^;)






「天王寺動物園」と「新世界」を見下ろす。

夕飯を食べて部屋に戻ったら
この夜景に
また,びっくり。

19階のバーで
夜景を見ながら
カクテルを飲んでみた。

朝食も19階で。
これは3日目の朝,
雨が降ってます。
オムレツが
美味しかったな〜(^^)












 
 

2014年8月15日金曜日

誕生日の思い出

 私の妻は,毎日私に食事や入浴の世話をしてもらっています。

 何かをしてもらうばかりなので,人のために何かをしたいという気持ちは強いようです。

 10年近く前のことです。

 8月に入ってから,妻がアパートの小部屋にこもるようになりました。

 私は,やせるための運動でもしているのかなと思っていました。



 8月15日の朝早く,私が目を覚ますと,隣にいるはずの妻がいません。

 また,小部屋にこもったようでした。

 しばらくすると,「うわーん」と,子どものような泣き声が聞こえてきました。

 あわてて駆けつけると,妻が泣きながら床に散らばったビーズを拾っていました。

 その頃通っていた施設で,アクセサリー作りをしていた時のビーズでした。



 それを見て,小部屋にこもっていた理由がわかりました。

 私に誕生日のプレゼントをしようとして,内緒でビーズのブレスレットを作っていたのです。

 誕生日の当日,最後の仕上げに糸を結ぼうとしたら,切れてしまって,泣いていたのでした。

 私は,ばらばらになったビーズを受け取りました。

 材料費は10円にもなりませんが,とても価値あるものでした。

「何万円もするものをもらうより,俺のために何かをしようとがんばってくれたことのほうが,ずっと嬉しいから」

と,妻を慰めました。




 あれから,妻は私があげるお小遣いをためて,私の誕生日を祝ってくれるようになりました。

 今年は,誕生日のケーキと,
高価な霜降りの焼き肉を
おごってくれました
(あとで私がお金を補充してあげるんですけど・・・)

「せんせい」は,
妻が私をそう呼ぶ習慣になっているので・・・。





 祝ってもらうたびに,あの時の泣き声を思い出して,ちょっとじーんときます。

2014年8月14日木曜日

大阪・あべのハルカス・USJ その2 あべのハルカス展望台

8月7日

8:00に家を出て

伊勢崎駅から

JR両毛線で 高崎駅へ。

上越新幹線に乗り 東京駅へ。

東海道新幹線に乗り換えて


着きました 新大阪駅(^^)



地下鉄「御堂筋線」に乗り換えて
「天王寺駅」で降り
エスカレーターを上れば
そこは「あべのハルカス」。 



展望台へのチケット
1500円。
2階で買います。
10分並んだだけでした。


展望台は
16階のエレベーターに乗って
60階へ


エレベーターには
幻想的な仕掛けが・・・


地上300メートルは
やっぱり高いですね


ところが
その上があったんです。
屋上の
ヘリポートに上がれるツアー。
500円。



狭い通路を上がると・・・



屋上だ!


風が強い!
気持ちいいね(^^)



屋上から見下ろすと
58階から60階の
展望台と広場が見えます。




展望台は 東京スカイツリーほど高いのに
こっちの方がずっと庶民的。

ジュースを飲んで
アイスを食べて
デパートの屋上遊園地のような
雰囲気がありました。

そうそう
スカイツリーに
屋上はないよね。

私は気に入りましたよ(^^)

つづく・・・

大阪・あべのハルカス・USJ その1

 7月の最初の土曜日,私と妻はJTBのお店に行きました。

 8月7日〜9日の小旅行を予約するためです。

 予約と言っても,日にちが決まっているだけで,行き先はまったく考えていませんでした。

 お店の番号札をとって,窓口に呼ばれるのを待っていると,あの,大きなポスターが目に入りました。




 私「USJに行くか?
   ハリー・ポッターを見に」

 妻は10年前に障害を負った時,文字の読み書きも忘れてしまったので,リハビリのために「ハリー・ポッター」の小説を毎日原稿用紙に書き写していたのです。
 そのため,「ハリー・ポッター」への思い入れは強く,私の思いつきに満面の笑みでうなずきました。

 間もなく,番号を呼ばれて着席。

 私「8月の7〜9日で,
           USJに行きたいんですが」

 JTB 「その時期ですと・・・
    いちばん近いホテルは
              お高いですね」

 よく目立つ,近鉄の派手な色のホテルが,1泊なんと5万円なり!
 ぼったくりだよ・・・

 JTB 「お調べしましたら,
              このホテルは
    夏休みでいっぱいですね〜」

 私「いや,満室じゃあ,
                しかたないですね 
   
     ・・・ あの,もっと安い所は
                                    ないんですか?

 JTB 「USJから離れれば,
              お安くなりますよ」

 私「・・・このホテルは,他の所より
           少し安くなってますが,
   ランクが低いとかの理由が
           あるんですか?」



 JTB 「USJへの直通バスが
              出ていない分,安いですが,
    最高グレードのホテルですよ。
    あべのハルカスの
              ビルの中にあって・・・」

 私「そこでお願いします!」


 
 JTB 「ツインベッドのお部屋は
              いっぱいですね〜。
    ダブルベッドのお部屋なら
              空きがあります」

 私「なんでもいいです。
   なんなら,
          シングルでもいいです」

 こうして宿泊は,「大阪マリオット都ホテル」に決まりました。


大阪マリオット都ホテル
http://www.miyakohotels.ne.jp/osaka-m-miyako/

 
 JTB 「夕食はどうなさいますか?
    ホテルのレストランが
              ありますが」

 私「道頓堀で,
        たこ焼きを食べます

 JTB 「あべのハルカスにも
              レストランが・・・」

 私「たこ焼き!」

 私「1日目の日中は,
           ハルカスの展望台見学。
           夜はたこ焼き。
   2日目は,朝からずっとUSJで」

 JTB 「2日目の夕食も・・・」

 私「たこ焼き!」

 私「3日目は,
          ホテルの近場で観光して,
   15:00頃の新幹線に乗ります」

 30分前には行き先も決まっていなかったのに,もう,水も漏らさぬ計画ができあがりました。


 1日目と2日目で「ハルカス・USJ・たこ焼き」と,大阪に関する知識を出し切ってしまったために,3日目の予定がずさんでしたが,これが台風11号の襲来にどんぴしゃの計画だったとは,夢にも思っていませんでした。


つづく・・・